2017年02月20日更新 適切な離婚条件を提案することで和解による離婚を成立させた事例
40代|男性|自営業
- 訴訟
- 協議離婚
- 和解離婚
- 条件
- 婚姻期間
- 20年以上
ご相談に至った経緯
円満な夫婦関係とはいえず、相手方や子どもの生活のためだけに婚姻関係を維持しているような状況であったが、相手方は全く離婚に応じる気配がなかった。まだ別居して間もない状況であった。
ご相談内容
できるかぎり早く離婚をしたい。離婚にともなって相手方へ分与する財産や支払う金員はできるかぎり少なく抑えたい。
ベリーベストの対応とその結果
離婚調停を申し立てたものの、相手方が全く離婚に応じなかったため、裁判を起こしました。相手方は明確な離婚原因がなく、別居期間も短いこと等を主張して、裁判においても当初は離婚を拒否する姿勢を見せていました。
これに対し、当方は、夫婦関係が破綻に至っていることを粘り強く主張するとともに、自宅不動産(当方依頼者所有)について期間限定での居住を認めるなど、相手方が離婚に応じてもよいと考え、かつ、当方依頼者に過大な負担とならないような、適切な離婚条件を提示することで、和解による離婚(協議離婚)を成立させることができました。
【関連記事】
離婚で裁判になったとき「和解」を選ぶメリットは?
「離婚の進め方」とは? 具体的な手順とポイントを弁護士が解説
弁護士一覧はこちら