2021年04月02日更新 離婚を拒否されていたものの、親権を獲得し、早期に離婚できた事例
30代|女性
- 離婚
- 親権
- 養育費
- 拒否
- 別居
- 配偶者の
年齢・職業 - 40代
自営業
- 婚姻期間
- 10年以上~15年未満
- 子供
- 2人
- 解決までの期間
- 10か月
ご相談に至った経緯
ご相談者Aさんは、夫Bさんと別居し、別居直後に調停をしたものの、Bさんが離婚を拒否して調停不成立となりました。
自分で交渉をしても離婚に応じてくれないとのことで、当事務所にご相談いただきました。
ご相談内容
離婚したい。
また、子ども2人(中学生と小学生の女の子)の親権獲得、養育費の請求も行いたい。
ベリーベストの対応とその結果
すでに調停を行っていたので、訴訟中に別居期間が3年になるのを見込んで、3年弱で提訴しました。
別居中はAさんが子どもの監護を行っていたので、親権については心配しておりませんでしたが、再度の調査官調査は入るかもしれないとは予想していました。
そこで、調査官調査をせずとも監護状態が良いということを裁判官にアピールできるように力を入れた結果、訴訟の早い段階で裁判官の方から「親権はAさん」との心証開示があり、親権と監護権の分離は行わないと明確に述べてくれたので、後は養育費等の条件面の調整のみで話がつきました。
親権に争点を絞ることで、早期解決につながりました。
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