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離婚弁護士の選び方は? 相談のタイミングや依頼するメリットを解説

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更新日:2026年01月14日  公開日:2018年07月02日
離婚弁護士の選び方は? 相談のタイミングや依頼するメリットを解説

離婚を考えたとき、まず悩むのが「どの弁護士に相談すべきか」という点ではないでしょうか。

離婚は、感情的な対立や複雑な手続きが伴うため、経験豊富な弁護士を選ぶことが納得のいく解決への近道です。しかし、弁護士によって得意分野や対応方針、料金体系は大きく異なります。また、相談のタイミングが遅れると、証拠収集や条件交渉で不利になるおそれがあります。

本コラムでは、離婚に強い弁護士の選び方、適切な相談のタイミング、依頼するメリットなどについて、ベリーベスト法律事務所 離婚専門チームの弁護士が解説します。

目次を

1、離婚に弁護士をつけるべきケースとは?

離婚は、必ずしも弁護士が必要になるわけではありません。
しかし、相手との関係や話し合いの状況によっては、弁護士をつけないと不利になる場合があります。以下では、特に弁護士への相談・依頼を検討すべき代表的なケースをご紹介します。

  1. (1)相手が話し合いに応じない

    離婚の話し合いは、当事者同士の協議から始まります。しかし、相手が離婚自体を拒否していたり、連絡を避けたりして協議が進まないケースも少なくありません。

    このような場合、弁護士が代理人となって相手に連絡し、交渉の場を整えてくれます。直接のやり取りを避けられるため、精神的な負担も軽減できます。また、弁護士からの正式な通知は相手に心理的な圧力を与え、真剣に対応させるきっかけにもなります。

  2. (2)財産分与や親権で揉めている

    財産分与や親権、養育費といった離婚条件は、感情的な対立になりやすく、冷静な話し合いが難しくなります。

    特に、下記のようなケースにおいては、法的知識と交渉力が欠かせません。

    • 財産の範囲や評価額に争いがある
    • 親権や面会交流の条件が折り合わない


    弁護士は、法律に基づく適正な条件を提示し、必要に応じて家庭裁判所での調停や裁判に備えた準備も行ってくれます。

  3. (3)DVやモラハラの被害を受けている

    身体的な暴力(DV)や精神的な嫌がらせ(モラハラ)がある場合、自分だけで離婚の話し合いを進めることは非常に危険です。

    弁護士に依頼すれば、保護命令の申し立てなどの安全を確保するための法的手続きをすぐに進めてもらえます。また、代理人を通じて交渉を行うことで、加害者と直接接触せずに手続きを進めることが可能です。

  4. (4)離婚調停や裁判を考えている

    話し合いがまとまらない場合や、相手が離婚条件を拒否する場合は、家庭裁判所での離婚調停や裁判に進む可能性があります。調停や裁判では、法的根拠に基づいた主張や証拠の提出が必要になるため、知識や経験がなければ対応は困難です。

    弁護士は、書類作成や証拠整理、調停期日への同席、裁判期日の対応などを行うことができるため、離婚調停や離婚裁判に進んだとしても安心して任せることができます。

  5. (5)相手が弁護士をつけているケース

    相手がすでに弁護士を代理人として立てている場合、対等に交渉するのは困難です。知識や経験の差から条件面で不利になる可能性もありますので、自分一人で対応するのは避けた方がよいでしょう。

    このようなケースでは早急に自分も弁護士をつけ、対等な立場で交渉できる体制を整えることが重要です。

  6. (6)不倫の慰謝料請求を伴う離婚

    不倫(不貞行為)に対する慰謝料請求を伴う離婚は、証拠の確保や請求金額の算定など専門的な判断が必要です。

    弁護士は、慰謝料が認められるための条件を踏まえたうえで、証拠の集め方や請求方法を提案し、交渉や訴訟まで対応することができます。特に、相手が不倫を否定している場合や、請求額に争いがある場合には早期相談が望まれます。

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2、離婚に強い弁護士の選び方

離婚は、人生に大きな影響を与える出来事であり、担当する弁護士の力量や方針によって結果が変わる可能性があります。

離婚に強い弁護士を選ぶためには、単に「法律に詳しい」だけではなく、経験や対応姿勢、費用面など複数の観点から総合的に判断することが大切です。以下では、弁護士選びで特に重視すべき6つのポイントを紹介します。

  1. (1)離婚案件の経験や実績が豊富

    離婚の話し合いは、お金や子どものことなど感情が絡みやすく、単純な法律知識だけではうまく進まないことが多いです。離婚事件の経験豊富な弁護士なら、調停や裁判の進め方、交渉のコツも知っているため、有利に話を進めやすくなります。

    相談するときは、法律事務所のwebサイトや面談で「これまで何件くらい離婚案件を扱ってきたか」「どんな分野が得意か(財産分与、親権、慰謝料など)」を確認してみましょう。

    ベリーベスト法律事務所では、離婚問題に関する多数の解決事例お客さまの声を掲載しておりますので、ご参考ください。また、離婚専門チームを編成することで、安心してご相談いただける体制作りをしています。

  2. (2)離婚調停や離婚裁判以外での解決方法を提案してくれる

    離婚の解決方法は調停や裁判だけではありません。裁判に進むよりも、協議離婚など話し合いで早期に解決できる方法もあります。

    強引に裁判へ進めるのではなく、依頼者の希望や状況に応じて最適な方法を提案できる弁護士であれば、依頼者の利益のために動いてくれるといえるでしょう。

  3. (3)料金体系が明確で安心できる

    弁護士費用は、法律事務所によって金額や計算方法が違います。
    「着手金」「報酬金」「実費」など、聞き慣れない項目もあるので、契約前にしっかり説明してもらいましょう。

    追加料金がかかる場合は、その条件も事前に確認しておくと安心です。あいまいな説明のまま契約すると、後で「こんなにかかるとは思わなかった」というトラブルになることがあります。

  4. (4)リスクやデメリットも説明してくれる

    「必ず勝てます」「絶対に有利に進められます」といった甘い言葉ばかりの弁護士は注意が必要です。

    離婚では、希望どおりにならないことや予想外の結果になることもあります。負ける可能性や費用・時間の負担など、不利な点も率直に伝えてくれる弁護士の方が、信頼して任せられます。

  5. (5)説明がわかりやすく信頼感がある

    法律用語や裁判の流れは、普段なじみがないため難しく感じるものです。
    初めて聞く人にもわかるようにかみ砕いて説明し、質問にも丁寧に答えてくれる弁護士は安心感があります。

    「この人なら最後まで一緒にやっていけそう」と感じられることも、選ぶうえで大切なポイントです。

  6. (6)オンライン相談や柔軟な連絡手段に対応している

    忙しくて事務所に行けない人や、遠方に住んでいる人にとって、オンライン相談や電話、メール、チャットでやり取りできる弁護士はとても便利です。

    また、連絡をすればすぐ返事をくれる、進捗をこまめに知らせてくれるといった対応の早さも重要です。連絡の取りやすさは、依頼後のストレスを大きく減らしてくれます。

3、離婚弁護士の探し方と相談のタイミング

離婚を有利に進めるためには、「どのような方法で弁護士を探すか」と「いつ相談するか」がとても大切です。

弁護士選びの方法を間違えると、自分に合った弁護士を見つけられず、納得できない条件で離婚が成立してしまうこともあります。また、相談のタイミングが遅れると、必要な証拠を集められなかったり、不利な状態からのスタートになったりすることもあるでしょう。

以下では、代表的な離婚弁護士の探し方と相談すべきタイミングを紹介します。

  1. (1)離婚弁護士の探し方

    離婚弁護士の探し方は、以下のとおりです。

    ① 法律事務所の離婚無料相談
    法律事務所では、初回の法律相談を無料で行っているところもあります。
    無料相談を利用して複数の弁護士を比較し、自分と相性がよく、説明がわかりやすい弁護士を選ぶとのもよいでしょう。対応のスピードや話しやすさも、この段階で確認できます。

    ② ネットでの検索(口コミ・実績重視)
    インターネットで「離婚 弁護士 選び方」などのキーワードで検索し、法律事務所のwebサイトや法律相談サイト、口コミサイトなどから情報を集めましょう。
    「離婚問題に注力」「解決実績多数」などの記載がある事務所は、離婚案件の経験が豊富である可能性があります。
    口コミでは、対応の丁寧さや結果への満足度も参考になります。
    また、法律事務所のwebサイトで実際の解決事例や離婚問題に関するコラムを掲載しているところも経験・実績を図るポイントになります。

    ③ 離婚経験者の紹介
    信頼できる友人や知人に離婚経験者がいる場合、そのときに依頼した弁護士を紹介してもらうのも有効です。実際に依頼した人の感想は、ネット情報よりも具体的で参考になるでしょう。
  2. (2)離婚弁護士に相談すべきタイミング

    離婚弁護士に相談すべきタイミングは、以下のとおりです。特に、離婚前の準備段階や証拠集めが必要なときは早めの相談が重要です。

    ① 話し合いがまとまらず、調停や裁判になりそうなとき
    協議離婚がうまくいかず、相手が条件を拒否している場合は、早めに弁護士に相談しましょう。調停や裁判になると、証拠や主張の準備が必要になるため、事前の対策が欠かせません。

    ② 子どもやお金の話が複雑で、自力での整理が難しいとき
    親権、養育費、財産分与、年金分割など、複数の条件が絡むとどのような条件で離婚すればよいかの判断が難しくなります。弁護士に相談すれば、具体的な状況を踏まえた最適な条件を提案してもらえますので、不利な条件で離婚してしまうリスクを回避することが可能です。

    ③ 離婚前の準備段階や証拠集めが必要なとき
    不倫やDVの証拠は、時間がたつと手に入らなくなることもあります。離婚を切り出す前から弁護士に相談しておけば、どの証拠を集めるべきか、どの順番で進めるべきかをアドバイスしてもらえます。

    ④ 配偶者が弁護士を立てたとき
    配偶者が弁護士を立てた場合は、相手の弁護士との間で離婚の話を進めていくことになります。不利な条件で離婚してしまうリスクを回避し、少しでも有利な条件で離婚したいと考える場合は、自身も弁護士に相談するようにしましょう。

4、弁護士に依頼することのメリット

離婚は、感情的な対立が起きやすく、生活の変化や将来設計にも大きな影響を与えます。
一人で解決しようとすると精神的負担も大きくなり、冷静な判断ができなくなることもありますので、早めに弁護士に相談するのがおすすめです。

  1. (1)交渉や手続きの代行で負担が軽減される

    相手との条件交渉や裁判所への書類提出や期日対応は、専門知識がないと難しく時間もかかります。

    弁護士に依頼すれば、弁護士が代理人となって交渉や手続きを行ってくれるため、依頼者は日常生活や仕事に集中できます。また、相手やその代理人との直接やり取りを避けられるので、精神的ストレスも軽減することが可能です。

  2. (2)法的に有利な離婚条件を整えやすい

    財産分与、親権、養育費、慰謝料など、離婚条件は法律に基づいて決まりますが、交渉の仕方によって結果が変わることもあります。

    弁護士は、証拠や判例をもとに依頼者の主張を裏付け、適切な条件を実現するための戦略を立ててくれます。離婚問題に詳しい弁護士に依頼すれば、自分一人で対応するよりも有利な条件で離婚できる可能性が高くなります。

  3. (3)直接のやり取りを避けて冷静に進められる

    DVやモラハラ被害がある場合や相手と顔を合わせたくない場合でも、弁護士が間に入れば直接やり取りをする必要はありません。
    感情的な衝突を避け、冷静な状態で手続きを進められることは、心の負担を減らすことができるのは大きなメリットです。

  4. (4)慰謝料や養育費の未払い対策もサポート可能

    離婚後、慰謝料や養育費が支払われないトラブルは少なくありません。
    弁護士に依頼すれば、公正証書の作成など、将来の未払いを防ぐための対策が可能です。こうした予防策を離婚成立前に取っておくことで、離婚後の生活の安定が守られます。また、仮に合意後や審判・判決後に支払いがなされなかった場合には強制執行手続きを行うこともできます。


弁護士相談の準備や流れもこれで大丈夫!離婚を初めて弁護士に相談する方へ

5、弁護士からのメッセージ

離婚は、精神的な負担が大きく、財産分与や親権、慰謝料などの条件交渉も複雑です。ひとりで進めようとすると不利な結果になったり、精神的に追い詰められたりすることもあります。

弁護士に相談すれば、法律に基づいた的確なアドバイスや交渉の代行を受けられ、納得できる条件で離婚を成立させやすくなります。特に、相手が話し合いに応じない場合や、DV・モラハラ被害、調停・裁判を検討している場合は早期相談が重要です。

不安な気持ちをおひとりで抱え込まず、まずは離婚専門チームを編成するベリーベスト法律事務所までお気軽にご相談ください。当事務所での弁護士相談は、お近くの事務所で対面もしくはZoomを活用したオンライン上で行うことができます。

この記事の監修
ベリーベスト法律事務所 Verybest Law Offices
所在地
〒106-0032 港区六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階 (東京オフィス)
設立
2010年12月16日
連絡先
[代表電話]03-6234-1585
[ご相談窓口]0120-663-031
※代表電話からは法律相談の受付は行っておりません。ご相談窓口よりお問い合わせください。
URL
https://www.vbest.jp
  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています。

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