2017年04月10日更新 連れ子との離縁も含めて問題となった事例
40代|男性|会社員
- 離婚
- 調停
- 財産分与
- 子供
- 1人
ご相談に至った経緯
双方再婚で、夫には成人した子どもと高校生の子どもが、妻には中学生の子どもがおり、夫の子どもは夫の実家で生活し、妻の連れ子と夫婦3人で生活していた。しかし、夫の親の体調の悪化等もあり、性格の不一致のため夫から離婚を切り出し、別居を始めて1年以上経過していたものの、妻が全く話し合いに応じてくれなかったため、生活費の負担が大きくなっていた。
ご相談内容
相談者自身において、しばらくは無償で相談者名義のマンションに住まわせるので、とにかく離婚の手続きを進めてもらえないかと交渉したものの、子どものためといって離婚自体に応じてくれず、もし離婚するとした場合にも高額の慰謝料の請求をする等といって話し合いが進まないため、調停の申し立てをしてほしい。
ベリーベストの対応とその結果
離婚及び離縁の調停を申し立て、法的な条件交渉よりもまず感情的な問題が大きいと思われたため、まずは双方当事者同席の形で、調停不成立で訴訟にまで進めてしまうよりも、条件を整えて円満に離婚手続きを進める方が、最終的には子ども達のためになるのではないかと説得し、低額の家賃で、引っ越しをするまでにも十分な余裕のある期間、夫名義のマンションを妻に賃貸する約束をして、離婚及び離縁が成立した。
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