2017年11月15日更新 浮気相手の支払い提示金額から60万円引き上げ、支払合意を得た事例
40代|女性
- 不倫
- 交渉
- 慰謝料請求
- 請求をした
- 最終金額
- 80万円獲得
ご相談に至った経緯
ご相談者のAさんは、夫のBさんがC子さんと浮気していることを発見し、C子さんに対して300万円の慰謝料を請求していました。ところが、C子さんには弁護士が就き、20万円の限度でしか支払えないとの回答が返ってきました。Aさんは、何とか自身が希望する請求額を得たいと考え、当事務所にご相談いただくことになりました。
ご相談内容
Aさんの相談は、今回のケースでは、慰謝料額はいくらぐらいが相場であるのか、C子さんの弁護士と交渉して、20万円よりも多い額を得ることは可能であるのか、といった内容のご相談でした。
ベリーベストの対応とその結果
今回のケースでは、夫のBさんとC子さんとが不貞関係にあったことを裏付ける客観的な証拠が乏しく、具体的な不貞期間や不貞回数が不明確であったため、裁判で争ったとしても、高額の慰謝料を獲得できる見込みはあまりありませんでした。
もっとも、担当弁護士は、今回のケースに関連する裁判例をリサーチの上、Aさんから伺ったAさんとBさんの夫婦関係やお子様への影響、Aさんが以前、C子さんに対して夫に近付かないように注意していた点等、できる限りAさんに有利になるような事情をC子さんの弁護士に対して主張し、粘り強く交渉しました。
その結果、C子さんの弁護士からの回答を、20万円→50万円→75万円と段階的に引き上げさせることに成功し、最終的には80万円の支払合意を得ることができました。
証拠は乏しいケースでしたが、相手方の弁護士はこちらがどのような証拠をもっているのかはわからないため、Aさんに有利な事情を多く主張し、その主張を過去の裁判例を調査して根拠づけることで、主張に説得力をもたせ、粘り強く交渉した点が、今回のケースをAさんに有利な条件で解決できたポイントです。
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