不倫の証拠になる具体例や、証拠が必要になる場面を知りたいです。

どのようなものが不倫の証拠となりますか?また、必要となるタイミングはどのようなときですか?

不倫の当事者が不倫を認めない場合に、証拠が必要です。

慰謝料請求のときに、相手方が不倫の事実を認めない場合は裁判を起こすことになります。裁判では、慰謝料を請求する側で不倫の事実を証明しなければなりません。

不倫の事実を証明する際は、以下のようなものが証拠となり得ます。

・写真……2人でラブホテルに入る写真や抱き合っている写真など
・メール……交際や不倫していることが分かるような内容など
・手帳、スケジュール帳……不倫相手との密会メモなど
・録音テープ……不倫の疑いのある配偶者との会話など
・クレジットカード、領収書類……カードの利用履歴や宿泊したホテルの領収書、高級レストランの領収書など
・第三者の証言……「不倫デートの現場を目撃した」という情報など
・日記やメモ……配偶者の様子や不倫状況などを記録した日記やメモなど

<探偵・興信所を利用する際の注意点>
不倫の証拠をつかもうとして、探偵事務所や興信所に依頼するときは、注意が必要です。これらの中には、残念ながら悪質な業者も潜んでおり、しっかり調査することもなく、高額な金銭を請求してくることもあります。

裁判にも勝って慰謝料を支払ってもらったけれど、探偵事務所の費用を払ったらマイナスになってしまった、ということもあり得ますので、よく注意してください。

【関連記事】
不倫・浮気の慰謝料を請求したい方へ
SNSから夫の浮気が発覚! “投稿内容”は慰謝料請求の証拠になる?
不倫相手を訴える! 準備するものや費用、注意点を解説

離婚・男女問題のよくある質問へ戻る
PAGE TOP